研究成果

平成30年度

図書

伊藤詔子. (共訳)テリー・テンペスト・ウィリアムス著『大地の時間アメリカの国立公園、わが心の地形図』(The Hour of Land; A Personal Topography of America’s National Parks, 2016. 彩流社, 20191. 405.(担当:目次, 前書き, 第一部pp.1-128, 訳者あとがきpp. 388-91

————. (訳)ポール・ルイス著、ケン・マラグ絵コミック『ゾンビで学ぶ A to Z―来るべき終末を生き抜くために (A is for Asteroids, Z is for Zombies). 小鳥遊書房, 20191.  42.

川津雅江.「バーボールドの擬人化されたネズミと動物福祉」. 日本ジョンソン協会編『十八世紀イギリス文学研究(第6号)旅、ジェンダー、間テクスト性』. 開拓社, 20187. pp. 93-109.

成田雅彦. 「エマソンの『透明な』自然と環大西洋思想の環流」.倉橋洋子他編『繋がりの詩学近代アメリカの知的独立と〈知のコミュニティ〉の諸相』. 彩流社, 20192. pp. 79-98.

吉川朗子. 「ウィリアム・ワーズワスとエドワード・トマス英国ネイチャー・ライティングの系譜」. 富士川義之編『ノンフィクションの英米文学』. 金星堂, 201811. pp. 6377.

論文

伊藤詔子.「『原爆を読む文化事典』をよむアメリカ(文学)研究と環境批評(エコクリティシズム)の観点からのコメント」.『原爆文学研究』第17 (201812)20-33.査読有.

ITOH, Shoko. “Milton, Coleridge, and Thoreau: From Lethean Stream to the Beach of Wreck.” 平成27年度~平成30年度科学研究費助成事業・基盤研究(B)成果報告書「トランスアトランティック・エコロジー環境文学/思想の還流と変容」(研究代表者:川津雅江, 課題番号15H03189)(20193月):55-60.

植月惠一郎. 「『白鯨』解読造形芸術から見る文芸作品の二重構造」. 『日本大学芸術学部紀要』第68号(20189月):13-31. 査読有.

UETSUKI, Keiichiro. “Transatlantic Ecology: Whales in Britain and the U.S.” 平成27年度~平成30年度科学研究費助成事業・基盤研究(B)成果報告書「トランスアトランティック・エコロジー環境文学/思想の還流と変容」(研究代表者:川津雅江, 課題番号15H03189)(20193月):13-21.

川津雅江.「ローストビーフを食べるロマン主義時代の食の政治と倫理」. 『日本英文学会中部支部第69回大会プロシーディングズ』(20189月): 203-04.

————.「ローストビーフと菜食主義イギリス・ロマン主義時代の食の政治と倫理」.『人文科学論集』第98号(20193月): 39−50. 査読有.

KAWATSU, Masae. “Transatlantic Rural Republicanism and Ecology: Wollstonecraft’s Boreal Wilderness.” 平成27年度~平成30年度科学研究費助成事業・基盤研究(B)成果報告書「トランスアトランティック・エコロジー環境文学/思想の還流と変容」(研究代表者:川津雅江, 課題番号15H03189)(20193月):3-11.

KANATSU, Kazumi. “Economy in Disaster: Natural History Writings of John Clare and Henry David Thoreau.” 平成27年度~平成30年度科学研究費助成事業・基盤研究(B)成果報告書「トランスアトランティック・エコロジー環境文学/思想の還流と変容」(研究代表者:川津雅江, 課題番号15H03189)(20193月): 23-29.

KOGUCHI, Ichiro. “Wordsworth and Thoreau in the Anthropocene.” 平成27年度~平成30年度科学研究費助成事業・基盤研究(B)成果報告書「トランスアトランティック・エコロジー環境文学/思想の還流と変容」(研究代表者:川津雅江, 課題番号15H03189)(20193月):31-39.

NARITA, Masahiko. “Dismantling ‘History’: Emerson’s Nature in the Transatlantic Context.” 平成27年度~平成30年度科学研究費助成事業・基盤研究(B)成果報告書「トランスアトランティック・エコロジー環境文学/思想の還流と変容」(研究代表者:川津雅江, 課題番号15H03189)(20193月): 41-46.

吉川朗子. 「ワーズワスと第一次世界大戦愛国心、戦没者追悼、景観保護」. 『神戸外大論叢』第681号(20184月): 37-52.  査読有.

YOSHIKAWA, Saeko. “Railways, Motorcars, and Walking: The Development of the Environmental Consciousness on Both Sides of the Atlantic.” 平成27年度~平成30年度科学研究費助成事業・基盤研究(B)成果報告書「トランスアトランティック・エコロジー環境文学/思想の還流と変容」(研究代表者:川津雅江, 課題番号15H03189)(20193月):47-53.

学会発表

ITOH, Shoko. “Transpacific and Transatlantic Poe: Poe and Hagiwara’s Blue Cat.”  International Poe and Hawthorne Conference. Kyoto Garden Palace Hotel, Japan, June 24, 2018.

金津和美.「キャロル・アン・ダフィーの「子供」の詩を読む」.日本カレドニア学会第1回研究会.立命館大学大阪いばらきキャンパス, 2018721.

————. 「イギリス・ロマン主義におけるヴォルテール考『カンディード』と悪の起源」.イギリス・ロマン派学会第44回全国大会.兵庫県立大学姫路環境人間キャンパス,20181021日.

KAWATSU, Masae. (Papers Accepted and Taken as Read) “Transatlantic Rural Republicanism and a Boreal Wilderness: Wollstonecraft’s Environmental Consciousness.” The 47th Wordsworth Summer Conference. Rydal Hall, UK. August 6-16, 2018.

川津雅江. 「女性のナチュラル・ヒストリーウルストンクラフトと教育」.イギリス・ロマン派学会第44回大会シンポージアム「ロマン主義とナチュラル・ヒストリー越境する精神」. 兵庫県立大学姫路環境人間キャンパス, 20181020.

NARITA, Masahiko. “Lost or Gained in Translation? Teaching Hawthorne in Japanese Universities.” International Poe and Hawthorne Conference. Kyoto Garden Palace Hotel, Japan, June 23, 2018.

YOSHIKAWA, Saeko.  “Motor Lyricism—Some Romantic Motorists in the Lake District.”  The 47th Wordsworth Summer Conference, Rydal Hall, UK, 9 August 2018.

招待講演

伊藤詔子. 「トランスアトランティック・ソロー」. 北九州アメリカ文学研究会第7回講演. 北九州市立大学, 20181110.

————.  「ミルトン、コールリッジ、ソローレテの川から難破の浜辺へ」. 関西ホーソーン協会研究会.  関西外国語大学中宮キャンパス(ICC, 20181222. 

金津和美.「ロマン主義の世界的流行島国イギリスと二つの大陸」.比較文学学会東北支部大会.大学コンソーシアムやまがた ゆうキャンパス・ステーション,2018121.

小口一郎「William Wordsworth, ‘Steamboats and Railways’ ―「人間の時代」と環境」. イギリス・ロマン派講座.日本女子大学, 2018630日.

  

書評

伊藤詔子. 今福龍太著『ヘンリー・ソロー 野生の学舎』『ソロー研究論集』(日本ソロー学会)第44号(2018年9月):100-04.

————. 大島由起子『メルヴィル文学に潜む先住民復讐の連鎖か福音か』.『アメリカ文学研究』(日本アメリカ文学会)第55 20193月): 56-62.). 

成田雅彦. 伊藤詔子『ディズマル・スワンプのアメリカン・ルネサンスポーとダークキャノン』.『フォーラム』(日本ナサニエル・ホーソーン協会)第24号(20195月予定).


平成29年度

図書

ITOH, Shoko. “Two Major Ideological Frameworks of ‘Civil Disobedience’: The Philosophy of Neighbor and Ecological Thought.”  What would Henry do? Essays for the 21st Century. Ed. Thoreau Farm Trust. Concord, MS: Create Space Independent Publishing Platform, July 2017. pp. 68-71. 

————. “ ‘Civil Disobedience’ in the Nuclear Age: Thoreau and Solnit’s ‘Journey into the Hidden Wars of the American West.’”  Thoreau in the 21st Century: Perspectives from Japan. Ed. Masaki Horiuchi. Kinseido, October 2017. pp. 3-15.

川津雅江. 「仁愛に満ちた国民の残忍な食卓ーハミルトンのヒンドゥー人の手紙」. 日本オースティン協会編『ジェイン・オースティン研究の今——同時代のテクストも視野に入れて』. 彩流社, 20174. pp.319-35. 

YOSHIKAWA, Saeko. “Railway, Tourism and Preservation in the Victorian Lake District: from Wordsworth to Rawnsley.” Victorian Ecocriticism: The Politics of Place and Early Environmental Justice. Ed. Dewey Hall. Lexington Books, 2017. pp. 1532

 

論文

ITOH, Shoko.“American Nuclear Literature on Hiroshima and Nagasaki.” Oxford UP, Oxford Web Online Dictionary: Twenty Century, American Literature. October, 2017. DOI: 10.1093/acrefore/9780190201098.013.165 査読有.

植月惠一郎. 「猫と犬漱石とコヴェントリー」. 『藝文攷』第23号(20182月):133-44.

川津雅江. 「貧者のレシピハナ・モア、チャリティ、環境」.IVY』第50巻(201711月):1−26.  査読有.

————.「イット・ナラティヴとポストヒューマニズム」. 『人文科学論集』97 (20183): 27-39. DOI: 10.15040/00000243 査読有.

KOGUCHI, Ichiro. “Contact with Materiality: Wordsworth’s Alps and Thoreau’s Ktaadn.” Studies in Language and Culture 44 (2018): 223-41. DOI: 10.18910/68022 査読有.

成田雅彦「エマソンの「透明な」自然と環大西洋思想の還流」. 『専修大学人文科学研究所月報』29220183月):51-69.

吉川朗子「ワーズワスと英国湖水地方」『紫明』4120179月):1821

————.「イギリス湖水地方、その文化的景観について」『広島日英協会々報』11520181月): 5-8.

 

書評

KAWATSU, Masae. Devoney Looser, ed. Cambridge Companion to Women’s Writing in the Romantic Period (Cambridge UP, 2015). Studies in English Literature, English Number 59(2018): 79-85. 査読有.

川津雅江. 田中孝信・要田圭治・原田範行編『セクシュアリティとヴィクトリア朝文化』(彩流社, 2016年). イギリス女性史研究会会誌『女性とジェンダーの歴史』第5(20183): 76-78.

 

学会発表

ITOH, Shoko. “Civil Disobedience in the Nuclear Age.” Thoreau Society Bicentennial Annual Meeting. Concord, MS: Masonic Temple Church, July 7, 2017.

植月惠一郎.「グレイと諷刺「愛猫の溺死に寄せるオード」の批評分析」. イギリス・ロマン派学会第43回全国大会. 専修大学生田校舎, 20171021.

KANATSU, Kazumi. “Illusion and Disillusionment of Improvement in John Galt’s The Member and The Radical.The 15th International Conference of the British Association for Romantic Studies. University of York, UK, 28 July 2017.

川津雅江. 「ローストビーフを食べるロマン主義時代の食の政治と倫理」. 日本英文学会中部支部第69回大会シンポジウム「食卓のイギリスエリザベス朝からロマン主義時代まで」. 福井大学文京キャンパス, 20171028.

YOHIKAWA, Saeko. “Steamboats, Viaducts, Railways—and Motorcars? Wordsworth and Modern Travel.” The 46th Wordsworth Summer Conference. Rydal Hall, UK, 10 August 2017.

 

招待講演

伊藤詔子.  「核を物語る21世紀の女性環境文学」. 明治学院大学言語文化研究所, 201762.

————.「マテリアルエコクリティシズムエコフォービア論と核の風景の写真論」. 30回エコクリティシズム研究学会大会. 広島県民文化会館, 201785.

————.「オバマ大統領ヒロシマ・スピーチと女性環境文学」. 日本英文学会中四国支部大会. 就実大学, 20171028.

川津雅江「貧者のレシピイギリス・ロマン主義時代の女性、チャリティ、環境」. 名古屋大学英文学会第56回大会. 名古屋大学, 2017415.

————.「自然への回帰とエコロジー意識ジョージ・ニコルソンを中心に」. 18世紀英文学研究会例会. キャンパスプラザ京都・龍谷大学サテライト講習室, 2018324.

小口一郎.Wordsworthに環境感受性を探る(その2−− 切られる木をいたむ」.35回イギリス・ロマン派講座.日本女子大学, 201771日.

 


平成28年度

図書

伊藤詔子. 『はじめてのソロー―森に息づくメッセージ』. NHK出版, 2016年2月. 159pp.

────. 「アメリカンルネサンス的主人公の不滅―ファンショー、デュパン、オースター」. 成田雅彦・西谷拓哉・高尾直知編『ホーソーンの文学的遺産―ロマンスと歴史の変貌』. 開文社, 2016年5月. pp. 215-39.査読有.

────.  『ディズマル・スワンプのアメリカンルネサンス―ポーとダークキャノン』. 音羽書房鶴見書店, 2017年3月. xi+328pp.

金津和美. 「悪、破局、そして笑い―災害の物語としてのジェイムズ・ホッグ『男の三つの危険』」. 下楠昌哉編『幻想と怪奇の英文学II―増殖進化編』. 春風社, 2016年7月. pp.344-62.

川津雅江. 「メアリ・シェリーと菜食主義サークル―怪物の食生活をめぐって」. 武田悠一・武田美保子編『増殖するフランケンシュタイン―批評とアダプテーション』. 彩流社, 2017年3月. pp.27-58.

小口一郎. 「エコロジーのテクストを読む」. 岡田悠佑・今尾康裕・小口一郎・早瀬尚子編『英語教育徹底リフレッシュ—グローバル化と21世紀型の教育』. 開拓社, 2017年4月. pp. 278-86.

成田雅彦. 「ホーソーンとロマンスの遺産―「若いグッドマン・ブラウン」に見るの風景」. 成田雅彦・西谷拓哉・高尾直知編『ホーソーンの文学的遺産―ロマンスと歴史の変貌』. 開文社, 2016年5月. pp. 3-25. 査読有.

 

論文

伊藤詔子. “Poe and Posthuman Ecology in the Post-Apocalyptic Dialogues.” 『ポー研究』(Journal of the Poe Society of Japan)8 (2016年9月): 29-44. 査読有.

────.  「戦後70年の“Civil Disobedience”と女性環境作家」.『中四国アメリカ研究』第8号(2017年3月):9-19.査読有.

植月惠一郎.「ポーの『ウィサヒコンの朝』と環境恐怖」. 『日本大学芸術学部紀要』64 (2016): 27-39. 査読有.

────. 「黒人奴隷のトランスアトランティック―トゥーサンとバボウ」. 『日本大学芸術学部紀要』65 (2017): 31-46. 査読有.

川津雅江. 「マテリアル・フェミニズムからマテリアル・エコクリティシズムへ」.『人文科学論集』第96号(2017年3月) : 29-43. 査読有.

YOSHIKAWA, Saeko. “Coleridge, Edward Thomas and Englishness: Poetry of Contemplation” Poetica 85: Special Issue: Coleridge, Contemplation, and Cultural Practice, ed. Eamonn Wall and Saeko Yoshikawa (June 2016): 1-19. 査読有

吉川朗子.「ナイアガラの保護運動と英国湖水地方における鉄道敷設反対運動」.『神戸外大論叢』第66巻2号 (2016年12月): 81-98. 査読有.

 

書評

伊藤詔子. 藤平郁子監修『抵抗することば―暴力と文学的想像力』.『英文学研究』XCIII(2016):135-40. 査読有.

────.  柴田優呼『“ヒロシマ・ナガサキ”被爆神話を解体する―隠蔽されてきた日米共犯関係の原点』.『原爆文学研究』15(2016):184-88. 査読有.

────. 「H.G.O.ブレイク編,山口晃訳『ソロー日記 春/夏』」.『研究論集』42(2016):45-49.

KANATSU, Kazumi. Saeko Yoshikawa, William Wordsworth and the Invention of Tourism, 1820-1900.” Studies in English Literature (日本英文学会), English Number 57 (2016年3月):101-06. 査読有.

川津雅江. Dewy W. Hall, Romantic Naturalists, Early Environmentalists: An Ecocritical Study, 1789-1912.『日本ジョンソン協会年報』第40号(2016年7月): 23-24.

 

学会発表

植月惠一郎.「黒人奴隷のトランスアトランティック―チャタトンからメルヴィルまで」. イギリス・ロマン派学会第42回全国大会シンポージアム「トランスアトランティック・ロマンティシズム―風景、国家、そして文学」. 神戸市外国語大学, 2016年10月29日.

KANATSU, Kazumi. “The Posthumanist ‘still, sad music of humanity’: An Ecological Reading of The Excursion, Book IV.” The 45th Wordsworth Summer Conference. Rydal Hall, UK, 10 August 2016.

金津和美.「クレアとソローの沼地―抵抗の美学としてのピクチャレスク」. イギリス・ロマン派学会第42回全国大会シンポージアム「トランスアトランティック・ロマンティシズム―風景、国家、そして文学」(司会・発表). 神戸市外国語大学, 2016年10月29日.

川津雅江.「バーボールドのネズミと動物愛護」. イギリス・ロマン派学会第42回全国大会. 神戸市外国語大学, 2016年10月29日.

NARITA, Masahiko. “Hester as Opaque Eyeball: Hawthorne’s Critique of Emersonian Bodiless Spirit.” The 21th Summer Meeting of the Nathaniel Hawthorne Society. Stowe Snowflake Inn, Vermont, USA, 3 June 2016.

成田雅彦. 「「透明な自然」の発明―エマソンとトランスアトランティシズム」. イギリス・ロマン派学会第42回全国大会シンポージアム「トランスアトランティック・ロマンティシズム―風景、国家、そして文学」. 神戸市外国語大学, 2016年10月29日.

吉川朗子. 「内なる眼の見つめる風景/内なる耳が聴き取る詩想―ワーズワスとコウルリッジの知覚表現」. 関西コールリッジ研究会第171回例会. 同志社大学, 2016年9月24日.

 

招待講演

伊藤詔子. カルチャーラジオ「ソロー生誕200年、はじめてのソロー」(1)~(13)NHK青山文化センター, 2017年1月5日~3月30日.

小口一郎.「Wordsworthに環境感受性を探る」. 第35回イギリス・ロマン派講座.早稲田大学,2016年7月2日.

成田雅彦. 「緋文字の刺繍をほどく―ニューイングランド思想史管見」. 日本ナサニエル・ホーソーン協会第65回九州支部研究会. 福岡大学, 2016年12月10日.


平成27年度

図書

植月惠一郎. 「ジェイムズ・トムソン『四季』と大気現象―自然の時間変化と感受性」. 小口一郎編『ロマン主義エコロジーの詩学—環境感受性の芽生えと展開』.音羽書房鶴見書店, 2015年11月. pp. 23-55.

金津和美. 「非–場所の詩学―現代環境思想とジョン・クレア」.小口一郎編『ロマン主義エコロジーの詩学—環境感受性の芽生えと展開』.音羽書房鶴見書店, 2015年11月. pp. 83-104.

川津雅江. 「動物愛護と食育―キャサリン・マコーリーの『教育に関する書簡』」. 小口一郎編『ロマン主義エコロジーの詩学―環境感受性の芽生えと展開』. 音羽書房鶴見書店, 2015年11月. pp. 107-28.

小口一郎. 「自然神学と人口論―マルサスと環境倫理」. 小口一郎編『ロマン主義エコロジーの詩学―環境感受性の芽生えと展開』. 音羽書房鶴見書店, 2015年11月. pp. 57-82.

吉川朗子. 「文学観光と環境感受性の教育―ウィリアム・ハウイットをめぐって」.小口一郎編『ロマン主義エコロジーの詩学―環境感受性の芽生えと展開』.音羽書房鶴見書店, 2015年11月. pp. 243-64.

 

論文

伊藤詔子. 「核文学におけるAtomic Ghost―小田 実『HIROSHIMA』、ロスアラモス、トリニティの文学」. AALA Journal 21 (2015):33-48. 査読有.

────. 「Atomic Westの原点に立つTrinity Siteをめぐる核の言説について」.日本英文学会『第87回大会proceedings』(2015):14-15.

植月惠一郎. 「「長元坊」の正体 : ホプキンズの“The Windhover”について」. 『日本大学芸術学部紀要』62(2015):41−52. 査読有.

KAWATSU, Masae. “Love as a Commodity: Letitia Elizabeth Landon and ‘Sappho.’ ” 『イギリス・ロマン派研究』第39/40合併号(2015年11月):133-49. 査読有.

KOGUCHI, Ichiro. “Shadow of the Non-Corresponding Other: “Material Nature” in Wordsworth’s Poetry” 『IVY』第48巻 (2015年11月): 27-51. 査読有.

NARITA, Masahiko. “The Phenomenology of Family-Killing Fatherhood: Charles Brockden Brown’s Wieland and Dubious Reason in the Early American Republic.” The Japanese Journal of American Studies 26 (June, 2015): 37-56. 査読有.

YOSHIKAWA, Saeko. “The Garden that Connects: A Community of Wordsworth and his Readers.”『関西英文学研究』第9号(2016年1月):17-24. 査読有.

 

書評

伊藤詔子. 村山淳彦『エドガー・アラン・ポーの復讐』. 『ポー研究』7(2015):110-12.

────.  多民族研究学会編『エスニック研究のフロンティア―他民族研究学会創立10周年記念論集』. 『多民族研究』8(2015):104-06.

KOGUCHI, Ichiro. “Saeko Yoshikawa, William Wordsworth and the Invention of Tourism, 1820-1900.” 『イギリス・ロマン派研究』第39/40合併号(2015年11月): 212-16. 査読有.

 

学会発表

伊藤詔子. 「Atomic Westの原点に立つTrinity Siteをめぐる核の言説についてP. K.Fisher, Los Alamos Experienceを中心に」日本英文学会. 立正大学, 2015年5月23日.

────. 「核時代の“Civil Disobedience”― 21世紀の女性作家とソロー」日本ソロー学会創立50周年シンポジアム. 京都外国語大学, 2015年10月9日.

 

招待講演

伊藤詔子. 「ヒロシマと『HIROSHIMA』 ― 〈Trinity Saga〉構築にむけて」. アジア系アメリカ文学研究会(AALA)年次大会. 早稲田大学, 2015年9月20日.

────. 「戦後70年―核時代の“Civil Disobedience”」.中四国アメリカ学会. 県立広島大学, 2015年11月28日.

────. 「ソローと21世紀の女性作家たち」. 京都大学アメリカ文学講演会. 京都大学, 2016年1月14日.

────. 「ファンショー、デュパン、オースター―アメリカンルネサンスとポストモダン」. ホーソーン協会東京支部研究会. 専修大学, 2016年3月19日.

小口一郎. 「呼応なき「他者」― ワーズワスにおける物質的自然」. 名古屋大学英文学会第54回大会,名古屋大学,2015年04月18日.

成田雅彦. 「ホーソーンとロマンスの終焉」. 日本アメリカ文学会東京支部. 慶應義塾大学, 2015年11月14日.

────. 「不透明な眼球としてのヘスター:ロマンス・肉体・超絶主義をめぐって」. 日本ナサニエル・ホーソーン協会中部支部. 東海学園大学栄サテライトキャンパス, 2016年3月12日.